スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

子どもたちが学んだ「プロ」の視点(1)

「麺処はるにれ」の母体である学習塾「エルムアカデミー」には、小学部・中学部・高校部・昼間部(フリースクール)と、現在120名の子どもたちが通ってきています。

私が担当している小学部では、国語・算数の通常の授業のほかに、月2~3回程度「特別カリキュラム」と呼んでいる総合授業をおこなっています。

この授業では、毎年秋から冬「料理店出店プロジェクト」企画をおこなっています。子どもたちが、話し合いで出店するメニューを決め、プロに料理を習い、試作を繰り返し、最終的に飲食店を1日出店するという3カ月にわたる企画です。過去には、「たこ焼き」「ピッツァ」「うどん」「肉まん」「ラーメン」など、さまざまな料理に子どもたちはチャレンジしました。

そして、2009年度。今回の取り組みで、子どもたちが話し合って決定した料理は「水餃子」。1回目の試作では、当然のように失敗。改善しなければならない課題が次々と明らかになりました。そこで、子どもたちは“プロに聞きたい質問”をまとめて整理しました。そして、2009年11月15日「麺処はるにれ」を訪れました。

harunire1.jpg

まずは、今は幻のメニューとなった「はるにれ水餃子」を口いっぱいにほおばって「水餃子」の美味しさ堪能。

harunire2.jpg harunire3.jpg

その後は子どもたちが「麺処はるにれ」スタッフに尋ねる質問タイム。

子どもたちが考えた質問にたいする「麺処はるにれ」代表・小原の答えがとてもあたたかくて面白いので、ブログに数回に分けて紹介します。

 

子ども質問①

皮を手作りで作るのは、厚さもバラバラで、時間もかかり、とても大変でした。何かよい方法はありませんか?

小原

みんなに分かってほしいのは、みんなは水餃子を作って「商売」するんだよね。お客さんにお金をもらって食べてもらうんだよね。ってことは、家で作っている料理とは全然違うことをやらなきゃいけないの。何が違うかっていうと、お客さんが500円なら500円、300円なら300円払ったら、「あっ、これだったら安いな」って思ってもらわなきゃいけないでしょ。家だったら、ちょっと失敗しちゃっても「ごめんね。次は頑張るから」で済むけど、お客さんはお金を払っている以上、まずいものは許してくれない。だから、一番大事なのは、「時間がかかって大変なのが料理」だって思うこと。時間をかけて手間をかけなければ、おいしいものはできない。それがまず第一。だから面倒くさいなって思ったら、その人は料理を売ってお金をもらう資格はないんだ。

 だけど、みんなは、水餃子屋さんじゃないから、全部同じに作るのは大変だろうと思います。だから……(製麺室のブラインドを開ける)これは製麺機といって、麺を作る機械です。小麦粉と水を自分たちで混ぜて、自分たちで麺を打ちます。この機械があると、グルグル機械で回してくれるから、厚さが同じ生地ができます。薄さも自由自在、長さも自由。もし、君たちが本気で水餃子の店をやるって言うんだったら、この機械を貸してあげます。買えないでしょ?この機械、180万円もする。(子どもたちのどよめき。「高いっしょ!」の声)この機械を使って、ぺらぺらの生地を作って、型で抜いていったら、自分たちの好きなような皮ができると思います。

執筆担当 坂口

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

menharunire

Author:menharunire
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。