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今も変わらない想い~3年前のインタビュー記事

『麺処はるにれ』が産声をあげた直後、エルムアカデミーの季刊誌『にれのき』(08年1月号)に、店主・小原のインタビュー記事を掲載しました。インタビューの言葉は、お客さまにたいする、そして、『はるにれ』で働く若いスタッフにたいするまっすぐな想いで溢れ、私自身すごく胸が熱くなった記憶が今も鮮明に残っています。

今回は、この記事の一部をご紹介したいと思います。変わることのない『麺処はるにれ』の原点に触れることができると思います。

Q.現在、「麺処はるにれ」にはエルムのかつての直接の教え子たちがスタッフとして働いています。スタッフのミーティングは長いときには閉店後1時間以上おこなうこともあるようですが、若いスタッフに「麺処はるにれ」での仕事をとおして、どのようなことを教えていきたい、伝えていきたいと考えていますか?

小原:僕が最近スタッフに「君たちに給料を払っているのは僕でもなければエルムでもないよ」と話します。「それはお客さん。お客さんが食べに来てくれるから君たちの給料が払える。だから君たちの生活というのはお客さんが支えている。そう考えたら『ありがとうございます』と言えるでしょ」と。「ありがとうございます」という飲食業に一番大事な「人をもてなす」という気持ち、そして、「誰かのために働く」という気持ち、それを僕は強くスタッフに伝えています。

1日に何十杯ラーメンが出ますではなくて、それは一杯一杯のラーメンの積み重ねでそういう数字になっているし、その一杯一杯のラーメンで一人ひとりのお客さんと相対していくというのが飲食業の基本ということ。それを最近は強く伝えるようにしています。

この店で働くようになったある子は、本当にお金を稼ぐということが大変だということが分かった。お金をもらうっていうことは大変だって。これだけ人に頭を下げて気を遣ってはじめて1時間に1000円もらえるんだと。でも、うちに食べに来るお客さんも昼間は同じなんです。自分が食べるため、家族を食べさせるためにどれだけ頭を下げて働いているか。そうやって稼いだ給料でご飯を食べに来てくれる。どういう気持ちでこのラーメン屋に足を踏み入れて、どういう気持ちで食べようと思っているのか、若いスタッフにはそこに思いをはせてほしい。そうしたら僕たちが心を込めて、もてなさないということはありえないでしょう。一杯650円、それをどれだけ払って良かったと思ってもらえる650円にするかどうか。それが味だけじゃない飲食業でできる人の励まし方だし、人のもてなし方だし。そこまで考えられるようにならないと、本当に接客はできないと僕は思う。ただ丁寧に接していればいいのではなく、そこに気持ちを寄せていくことが実感できるように。だから、仕事中は若いスタッフの子にすごく厳しく接します。

だけど、それがお金を稼ぐということだし、ご飯を食べるということ。食べに来てくれるお客さんも同じことをして、1日の最後にここに食べに来てくれる。それを台無しにしてはいけない。ラーメン屋って本当に疲れきって入ってくるお客さんも多いし、そこで僕たちがどれだけ期待を上回るサービスを提供できるか、それを上回る商品を提供できるか。だからこそラーメン屋っていうのは一杯一杯が勝負になってくるのだと思うんです。その気持ちをお客さんに食べてもらうために、ここで過ごして良かったって帰るときに思ってもらえるために、商品のクオリティ、サービスのクオリティを向上させて、気持ちよく食べてもらえるお店をつくっていこうよ、そういうことを、最近若いスタッフに話しています。

執筆担当 坂口

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